映画『ウォーフェア 戦地最前線』/あらすじ評価レビューと感想
評価:星3つ ★★★ 2026年 株主優待鑑賞3本目
利用した株主優待:松竹
あらすじ
極限の 95 分、映画史上最もリアルな戦場に、あなたを閉じ込める。
2006 年、イラク。監督を務めたメンドーサが所属していたアメリカ特殊部隊の⼩隊8名は、危険地帯ラマディで、アルカイダ幹部の監視と狙撃の任務についていた。
ところが事態を察知した敵兵から先制攻撃を受け、突如全⾯衝突が始まる。
反乱勢⼒に完全包囲され、負傷者が続出。救助を要請するが、さらなる攻撃を受け現場は地獄と化す。
混乱の中、本部との通信を閉ざした通信兵・メンドーサ、指揮官のエリックは部隊への指⽰を完全に放棄し、皆から信頼される狙撃⼿のエリオット(愛称:ブージャー・ブー(⿐くそブーの意))は爆撃により意識を失ってしまう。
痛みに耐えきれず叫び声を上げる者、鎮痛剤のモルヒネを打ち間違える者、持ち場を守らずパニックに陥る者。
彼らは、逃げ場のないウォーフェア(=戦闘)から、いかにして脱出するのか。
感想
イラク戦争の最前線で極限状態に追い込まれた米兵たちの戦闘をリアルに描いた作品で、戦場ドキュメンタリー映画だった。
イラク戦争下の作戦行動中、敵に包囲された特殊部隊が決死の脱出するまでを画いていて、ストーリーに特別な工夫などなく、その場にいた兵士たちの記憶に基づいた戦場の恐怖を描いていた。
序盤の監視体制中の静かなシーンから既に引き込まれて、とにかく観ている自分も緊張して何が起きるのかと、無線や会話、窓から聞こえる鳥の声にも緊迫感が漂っていた。
突然の先制攻撃と大きな爆発音で観客も耳が聞こえなくなり(無音処理と鼓膜に突き刺さるようなキーンという小音)、爆発の煙で視界は遮られ(スクリーン全体を覆う煙)、どこにいるのかわからなくなり、いつ次の攻撃がくるかという恐怖に襲われる。
劇場のスクリーンのこちら側にいる観客は安全であるのに、いつの間にか再現された世界に入り込んだような感覚に陥って観続けることになる。
最前線の極限状態で人はどうなってしまうのか―。
次第に煙(視界)がはれてくると、そこには味方兵の無残な姿が、目を背けたくなるような凄惨な現実に放り込まれる。
音が凄い、銃撃の音から爆発の音、そして兵士の悲痛な叫び声が館内に響き渡る。
細部にまでこだわった音のおかげで、緊迫とした戦場のリアルな映像を観ることができたと感じた。
エンドロール映像でも明らかになるけど、実際に従軍経験を持つ人が監督を務め、極限状態に追い込まれた実際の兵士たちの画像も紹介されていることもあり、戦闘シーンや極限状態に追い込まれた兵士たちの姿は非常にリアル。
「イラク戦争の時に米兵が経験した、あの極限状態を可能な限りリアルに再現しました」という映画で「再現映像」としては素晴らしいクオリティの出来だった。
とにかく、こんな戦場には近づきたくないし、絶対に行きたくない場所だ、怖い、怖い・・。
平和な日本に生まれ、平和な暮らしができていることに感謝。
日々のゆったりとした時間の流れのなかで、毎日自分の好きなことができる幸せを噛みしめたくなる映画だった。




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最後までお読みいただきありがとうございました。
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